ご訪問ありがとうございます。
さて本日ご紹介したい「住まいのお役立ちBlog」は
今週末にも実践したい屋外木部のお手入れ!
ウッドデッキなどの天然木は特に傷みやすく
たまの塗り替えでキレイに長持ちさせましょう。
日差しが温かくなり外に出るのが気持ちよくなるこの季節。
外出自粛の中、お家のケアをこの機会にしてみては?
INDEX
木部塗り替えの基本
【想像以上に大変なウッドデッキのお手入れ】
ウッドデッキは見た目の良さもありますが
実はお手入れがとっても大変です。
放っておくと木が腐ってしまうので
1年に2回ぐらいは防腐剤を塗る必要があります。
それでも独特の木の温もりに魅せられ
今でもウッドデッキは根強い人気があります。
細目にお手入れをするか
少し大変だなと感じる方は、腐らない素材のウッドデッキもありますので
そちらを設置するようにしてください(普通の素材よりかはお値段も上がります)。
【劣化症状で見る塗装】
❶木材がグレーに色褪せしてきたら塗り替えのサインです。
❷カビや黒ズミによって汚れてきたら、木が水を吸い込んでいます。
汚れは見た目だけでなく、木材自体の耐久性も低下させる一因に。。
緑や黒っぽい汚れが気になりだしたら塗装を行なってください。
❸塗膜が剥がれてきたら再度塗装を。前回の塗膜を剥がしてから塗装することで仕上がりもキレイに。
【ペンキはNG、木部防腐剤を含む塗料で】
ペンキは塗膜で木材の寿命を縮めます。
防虫・防カビ効果のある木材防腐剤を含んだ塗料を使いましょう。
塗料の選び方
ウッドデッキ用の塗料を選ぶときは
「屋外木部用」と「木材保護着色塗料」の表記を確認しましょう。
金属フェンスや屋内の家具に塗る塗料は、ウッドデッキには使えません。
雨風にさらされる屋外の木材用であることを、しっかり確認しましょう。
また「木材保護着色塗料」なら、木の風合いや木目を長い期間維持することが可能です。
木材保存剤や撥水剤の効果で、ナチュラルな雰囲気を残しながら
しっかり腐朽菌の発生やカビによる変色を防いでくれます。
【仕上がりで選ぶ】
浸透タイプ
膜を作らず浸透し木の質感を残したまま耐久性アップ。
「ステイン系塗料」とも呼ばれ、ウッドデッキ塗料として非常に人気です。
半造膜タイプ
木材の表面に塗膜を作って強力に水をはじくのが特徴です。
膜を作りキズや荒れもカバー。下地の色を変えたい時にも。
【下地と同じものを選ぶ】
水性塗料には水性塗料、油性塗料には油性塗料を
塗り重ねるのがベターですが、前回の塗装から
時間が経っている場合には水性・油性の組み合わせも可能です。
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いざ、塗り替え!
【用意するもの】
塗料・カップ・ハケ・マスキングテープ・マスカー
❶汚れ落とし
ゴミ・ホコリを払い、こびりついた汚れはデッキブラシなどで落とす。
高圧洗浄機など水を使う場合はあらかじめ前々日を目安に。
❷研磨
サンダーで表面を研磨します。造膜タイプの塗料は特に念入りに。
表面を粗くすることで、木材と塗料が密着し長持ちします。
❸養生
❹塗装
塗装缶をよく振って中身を均一に。
木材間など塗りにくい部分から塗り始め広い部分を仕上げ。
木目に沿い、ハケつぎせず1回で木材1本を仕上げるつもりで。
【塗装のポイント】
使用する塗料は、様々な成分が混ざっており
時間が経つと成分が沈殿します。
そのまま塗料を塗布すると、色ムラが出来てしまいます。
塗料缶を空ける前に必ず容器を上下に振って
よく混ぜてから使用しましょう。
木目をキレイに残すために、一枚ずつ丁寧に施工しましょう。
ローラー等で一気に塗ったほうが楽ですが
ムラが出てしまい、仕上がりも汚くなってしまいます。
木目の方向にローラーやハケを動かすと、キレイに木目を残すことができます。
塗料の乾きをよくするためにも晴れてる日に行いましょう。
ウッドデッキが完全に乾燥している状態で塗装し
塗装後も塗料をしっかりと乾燥させてください(2~3日程度)。
こだわりをかたちに
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