こんにちは。
「こだわりをかたちに。」をモットーに、神奈川県相模原市で「キッチン」「お風呂」「トイレ」「洗面」など、水まわり全般のリフォームを特に得意としているリフォーム会社「クライムカンパニー」広報担当です。
本日ご紹介したい「住まいお役立ちBLOG」は「納得の住まい第二弾!あなたにとって得なのはどっち?」。立地・階層・広さ・間取り・メンテナンス等々、納得の住まいを賢く見つけるためのヒントを公開していきます。「住まい」に関わる有意義な情報を、是非ご一読ください。
マンションで1階にコンビニが「ある」「無い」どちらを選ぶ?
正解:コンビニの入ってないマンションがお勧め
商業施設などの都市部や駅近にあるマンションでは、1階にコンビニや飲食店などが入っている物件がたくさんあります。また、再開発された大規模マンションなどでは、多数の商業施設が入っている物件もあります。
便利そうだから安易に購入してしまうと、あとで自分が思っていたような住環境を得られない場合もあるので気をつけましょう。このような複合型のマンションでは、住宅だけのマンションにくらべると、トラブルの種が多い傾向になります。
まず、管理面での複雑さがあげられます。住宅部分では静かな住環境が求められますが、商業施設部分では人が集まることが求められます。専有部分以外の共用部分が、住宅部分と商業部分にしっかりと分けられていればいいのですが、これが重なっているとトラブルのもとになります。たとえばあるマンションでは、1階にエステティックサロンが入っていましたが、その店の客が自由にマンションのラウンジに立ち寄れるような設計になっていました。せっかくオートロックが設置されていても、居住者か来客者かの区別ができません。同じ建物の中に住宅と店舗がある場合、住宅所有者と店舗所有者との間で、利用形態の違いによる利害の対立が生じるケースもあります。共用部分の修繕費などに、きちんとした区別と取り決めが必要になります。
また、遅くまで営業する店舗が入っていたりすると、騒音などに悩まされることになります。飲食店の場合は、臭気のトラブルも考えられます。また、どんなテナントが入るかも難しい問題です。当初、あまり住環境への影響が少ない業種が入っていたとしても、景気の変動で他の業種に変わってしまうケースもあります。そうした際の取り決めなどが、管理規約に明記されているかどうかも重要です。
さらに、人がたくさん立ち寄る場所は、メンテナンスの頻度も上がります。修繕積立金がどのような形態になっているかも注意すべきでしょう。必要な売り上げが期待できない場合、テナントが入らずに空き店舗になったままという例もあります。管理費や修繕積立金が別会計になっていないとなると、マンション全体の管理に悪影響を与える可能性もあります。
華やかな施設が魅力で購入したのに、気づいたらお荷物を抱えたマンションに住んでいたということのないよう、どんな管理規約になっているかを調べてください。
「リフォーム済み」と「リフォームなし」どっちの物件がいい?
正解:リフォーム前のマンションがお得
中古マンションを探そうと広告を見ると「リフォーム済み物件」と記載されていることがあります。すでにリフォームされているのですから、その中古マンションを買ったあとに必要になるリフォーム費用が不要となり、手間なくきれいな部屋にすぐに住めるとあって評判がいいようです。
けれども、見た目だけでリフォーム済み物件に飛びついてしまうと、当初は予測していなかった補修工事が必要になったりすることもあり、注意が必要です。
リフォームを実施するのは、それまで気づかなかった不具合や瑕疵を発見する、大切なチャンスでもあります。リフォーム済みの物件を購入するということは、その貴重な機会を失うということです。リフォームの過程で、新たな瑕疵や思っていた以上の劣化などが発見されることがしばしばあります。そのため追加工事の負担が必要となることもあります。長く住むことを考えれば、そういった基礎的な工事のほうが、じつは重要になってくると考えるべきではないでしょうか。
それでもリフォームされている物件を購入したくなった場合は、どのようなことに気をつけたらよいでしょうか。リフォームの履歴を調べ、どこをどのように直したか、写真などで施工内容をできる限り確認しておくことが大切です。また、リフォーム済み物件でもアフターサービスが設定されているものがあります。あとから不具合や瑕疵が出てきたときのことを考えて、そのような物件を選んでおくほうが安心です。
できれば改修前の古い状態のマンションを購入して、配管等の不具合がないか確認し、必要に応じてしっかりと直したうえで自分好みの内装にすることをお勧めします。たとえリフォームされていても、すべてが自分好みとはいかず、再度手を入れるとなれば、それなりの出費になるわけです。
信頼できる専門家と一緒に見に行くのもよいでしょう。物件によっては配管や壁の関係から、希望するリフォームができない可能性もあり、専門家のアドバイスが必要です。リフォーム済み物件よりも自分のイメージに近く、そして割安な掘り出し物が見つかるかもしれません。その場合も再度、リフォームの工事内容を記載した書類・図面、そして工事中の写真などをしっかりとファイリングしておきましょう。自分たちが再度リフォームしたり、誰かに売却したりする場合に役立ちます。
住まいのご相談はこちらから
「納得の住まいシリーズ」第二弾をご紹介してきました。あなたにとって本当に得なのはどちらか!?選択を迫られたときに正しい決断ができるよう、是非参考にしていただけましたら幸いです。
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