こんにちは。
「こだわりをかたちに。」をモットーに、神奈川県相模原市で「キッチン」「お風呂」「トイレ」「洗面」など、水まわり全般のリフォームを特に得意としているリフォーム会社「クライムカンパニー」広報担当です。
本日の「住まいお役立ちBLOG」は、間取り変更の基礎知識と、リフォーム時のワンポイントテクニックをご紹介していきます。リフォームプランを作成する際に抑えておきたい知識や、間取り変更のお悩みを解決するポイントも併せてまとめましたので、是非、ご一読ください。
contents
間取り変更の基礎知識
部屋と部屋とのつながりを生かした動線を配慮
人が室内で移動する軌跡を動線といいます。部屋が広くなっても、人の移動がしにくいようでは困ります。プランニングの際は、部屋の中をスムーズに移動できるよう、隣の部屋とのつながりも含め、動線をよく考えましょう。
どの場所から何が見えるかといった視線計画も忘れてはいけません。ドアを開けたときに目の前に障害物があれば、そこで視線がとぎれてしまいます。その結果、実際の面積より狭い部屋という印象になります。例えばソファーに座ったときに、目の前に掃き出し窓があれば、視線が外に抜けて広がりを感じます。つまり、広く見せるには視線が抜けるように開口部や家具の配置を考えておく必要があるのです。
建物の構造にかかわる壁や柱の撤去は慎重に
増改築がしやすいといわれている木造軸組工法の建物。でも、柱や壁をとり除くときは慎重に。それぞれの柱や壁が建物の構造を支える役割を担っているからです。一部でも撤去するとほかの構造体に過剰な負担がかかります。
2部屋をワンルームにする際には、通し柱などの主要な柱は撤去しないこと。耐力壁の両側の柱もとり去ってしまうと、耐力壁としての強度がなくなってしまいます。どうしてもとり除きたいのなら、構造体のバランスが保てる位置に移動したり梁を補強したりします。
間仕切り壁をとり払って広々LDKに!
LDに光があまり入らないことや、収納不足が当初から気になっていたそう。家に帰ったときにくつろげる、広々としたワンルームスタイルのLDKを実現。間仕切り壁を撤去して、2つあった部屋が1つになり、快適なスペースになりました。(リフォーム現場:神奈川県相模原市N様邸)
マンション|採光や換気のための窓が必要
居室(LDや寝室など人が継続的に使う部屋)には、採光や換気のために一定の面積の窓を設ける必要があります。
マンションではLDの一角をふすまで仕切り、和室を設けた間取りがよくあります。この場合は、和室に窓が無くても常時開放できるふすまがあるため、居室と認められています。そのため、ふすまの部分をふさいで壁にしたり、腰窓に変更したりして部屋を独立させることはできません。必ず掃き出し窓などの開口部を設けましょう。
お悩み解決!ワンポイントテクニック
今の家の間取りに関するお悩みはありませんか?「無理かも?」とあきらめがちな、よくあるお悩みにクローズアップしていきます。
■平屋を総2階にしたい
↳基礎からの大がかりなリフォームに
平屋に2階をのせれば、簡単に2階建てになるというものではありません。通常、平屋の家では基礎が2階建て用にはなっておらず、2階建てにするには既存の建物の基礎の外周に、2階用の基礎を新設しなくてはいけません。また、梁や耐力壁を増やすなどの補強も必要になります。費用も莫大にかかるため、リフォームより建てかえがお勧めです。
■LDKをつくりたい
↳2階にLDKをつくる間取りも考えてみては
周囲が立てこむ市街地では、採光や通風が確保しやすい2階にLDKをつくってみては。キッチンを2階にすると、配管が1階の壁や天井の中を通る場合も。なるべく1階のサニタリーの上など、配管が長くならない位置にしましょう。また、寝室や子ども部屋が1階になるため、2階床に防音フローリングなどを使用して、生活音を伝わりにくくすることが肝心。ピアノや重い本棚などを2階に置く場合は、床に補強が必要になることもあります。
■二世帯住宅にしたい
↳円満に暮らすために良く話し合いを
二世帯住宅には、同居型、完全分離型、一部共用型に大きく分けられます。同居型は、玄関、水回り、LDを1か所にした昔ながらの大家族で暮らすスタイルです。完全分離型は2世帯を完全に独立させて、中で行き来ができないようにしたスタイル。1、2階で住み分ける横割り型と、2棟を横に連続させたような縦割り型があります。一部共用型は、玄関や浴室などを1か所にして、他はそれぞれ独立させたスタイルです。
■吹き抜けをつくりたい
↳構造面を配慮して補強工事を
規模の大小にかかわらず吹き抜けを設ける場合は、構造面の配慮が必要です。吹き抜けにすると、その部分の床がなくなるため、耐震性が低くなったり、平面が変形したりします。それらを防ぐには吹き抜けの周囲の床を丈夫にする、耐力壁を設ける、隅に火打ち梁(斜めの補強材)を設けるなどの方法をとります。吹き抜けの規模や位置によって施工法はさまざまなので、設計者とよく相談をしてみましょう。
■収納を増やしたい
↳小屋裏収納が便利です
小屋裏収納をつくると、収納量が増えます。面積は建築基準法で、すぐ下の階の面積の2分の1以下、天井の高さが1.4m以下と決められています。もともと屋根裏には梁や束などの構造体があるため、どこに収納として必要なスペースを確保できるのか、リフォーム業者と相談します。また小屋裏は、夏場かなりの高温に。屋根裏や壁には断熱材を入れ、換気扇を設けるなどの対策を施しましょう。
■もっと開放的な空間にしたい
↳天井板を撤去して、天井を高くする
一戸建ては2階の天井板を撤去して梁を露出させ、天井を高くすることができます。上部にロフトを設けると、プラスアルファの空間が生まれ、ハイサイドライトをつければ光もたっぷりとり込めます。屋根には断熱材を入れて。
マンションでも二重天井の場合なら、天井をはがしてスラブまで上げることは可能です。ただ、各種配管や換気ダクトなどが露出するので、好き嫌いもあるようです。
■ワンルームを2部屋としても使いたい
↳間仕切り戸を工夫して2部屋に
大きなワンルームが、ときには2部屋として利用できれば便利です。間仕切り戸で部屋を区切るのもひとつ。間仕切り戸には、主に引き戸と折り戸があります。引き戸をすべて壁の中に引き込めるようにすると、開け放したときに2部屋が一体になり、広々見えます。引き戸、折り戸ともつり戸にすると、床にレールがないため、開けたときにすっきりします。
間取り変更ご相談はこちら
間取り変更の基礎知識と、リフォーム時のワンポイントテクニックをご紹介しました。間取りの変更を考えた時、人が室内で移動する動線と視線を配慮して、プランニングをするようにしてください。上記事例をもっと細かく、またはその他の事案をお探しの方はお気軽にご相談くださいね。
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