間取り図で見かける【PS=パイプスペース】って何?

こんにちは。

連休も明け、グッと気温も下がりましたね。

昼過ぎからは小雨もパラついています。

昨日、洗車したんですけどね。。。

 

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本日は、中古物件の間取り図でよく見かける「PS」の意味をご紹介します。

「パイプスペース」と読みますが、あまり聞きなれないという方も多いのではないでしょうか。

実はこのパイプスペース、リフォームをする上でとても重要なんです。

これから間取り変更リフォームやリノベーションをお考えの方は

是非、参考にしてください。

 

contents

1.パイプスペースってなに?

2.パイプスペースは動かせません

3.パイプスペースの活かし方

4.リノベーション前には必ず確認

 

パイプスペースってなに?


「PS=パイプスペース」 とは、給水管などの「配管を収納している空間」を指します。

「PS」と表記された間取り図をご覧になったことはありませんか?この「PS」部分に配管が通っています。マンションなどの集合住宅では、1階から最上階までを縦に通るメインの配管があり、そこから各階に配管が分岐していくという構造が取られています。

配管が剥き出しになっていると音もうるさく、破損すると危険なため、周りを壁で囲っています。この空間のことをPS(パイプスペース) と呼んでいます。

 

パイプスペースがどこに設置されているかは建物ごとに異なり

建物の外側に設けられているケースもありますが

多くの場合、トイレやキッチンなどの水回りのすぐ近くに設置されています。

 

パイプスペースは動かせません


マンションの間取り変更リフォームで

知っておかなければいけない重要なポイントは

「パイプスペースは動かすことができないということです。

パイプスペースを通る配管は、上下階と共同で使用しているので

簡単に移設することができないのです。

※一軒家であれば配管の位置を直すことが可能。

 

このため、間取りを変更したい空間にパイプスペースがある場合は、動かさずにレイアウトを考える必要があります。また、排水時の騒音問題もあるので、中古のマンションなどを購入する際には、パイプスペースの有無や位置を考慮しておくことが大切です。

 

パイプスペースの活かし方


リノベーションで壁を取り払い、リビング空間を広げようとしても

お部屋にパイプスペースがあれば、柱のように残さなければいけません。

 

そこで、動かすことができないのであれば、その活かし方を考えていきましょう。

パイプスペースの壁をインテリアに合わせて、アレンジすれば空間のアクセントになります。

また、柱を鏡張りにすることで、洗練されたリビングになり

スペースも広く感じることができます。

動かせないパイプスペースを実用的に使うこともできます。ニッチ棚にして収納スペースを確保したり、スイッチやインターフォンなどを設置すれば、実用性も兼ねたオブジェに早変わりです。

 

リノベーション前には必ず確認


共用部分で動かすことができず

キッチンやトイレなど、水まわりを移動する際に影響を与えるパイプスペース。

この事を知っておけば、リノベーション物件を選ぶ際や

間取りを考える際に大きなプラスになります。

 

あまり馴染みのないパイプスペースですが

これから間取り変更リフォームやリノベーションをお考えの方は

事前の確認をしっかり行い、間違いのない計画を立ててください。

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