家が基本!【暮らしやすい間取りにする4つの方向性】

こんにちは。

「こだわりをかたちに。」をモットーに、神奈川県相模原市で「キッチン」「お風呂」「トイレ」「洗面」など、水まわり全般のリフォームを特に得意としているリフォーム会社「クライムカンパニー」広報担当です。

本日の住まいお役立ちBLOGは「家が基本!暮らしやすい間取りにする4つの方向性」。快適で便利な家にしたい、そう考えるときにぜひ知っておいていただきたい‟これからの住まいづくり”の4つの方向性をご紹介します。

 

目次

家が基本

4つの方向性

リフォームで広がりの間取りに

 

家が基本


誰にとっても住まいは暮らしの基本です。雨露がしのげればよいだけでなく、より安全により快適に、より楽しく暮らせる安定した居場所を、人は住まいに求めます。

それは、家族が長きに亘って、健康でよい関係を築いて生きていくために「家」こそが基本であると、皆が感じているからに違いありません。リフォームでもそのことを忘れずに臨みたいですね。

 

4つの方向性


では、家族がふれあいをもちながら、長く健康に生きるための家はどうあるべきか?間取りを考える前に、これからの住まいづくりで目指したい4つの方向性を挙げます。

 

①長持ちする家

家は使い捨てでなく、世代を超えて住み継ぎたいもの。そのために建物を支える構造をしっかりつくり維持すること、家族の変化に対応できるつくりにすることが大事です。

 

②自然と共棲する家

日照・通風を最大限に享受するつくりで四季を感じ、無駄なエネルギーを使わない家とします。

開放性を大事にしながらも断熱はしっかり行い、機械に頼りすぎない省エネルギー住宅を目指します。

また、身近な部分にはなるべく自然素材を用い、体に負担のかからないつくりとします。

 

③社会・地域とつながりのある家

家族のための住まいと言っても、周囲から孤立しては生活は営めません。子育て期や高齢期などには、周囲の助けを借りる必要もあります。それには、人を迎え入れやすいつくりであること。家の中も、客と家族が自然に接することが出来るようにしておきましょう。接客は子どもにとっても大事な教育の場です。

また、家の外観や庭のつくりも、住み手だけのものではないと考えましょう。町の雰囲気は、個々の家の集積で決まります。「向こう三件両隣」の感覚を大事に、周囲に気配りのあるつくりにしたいものです。

 

④広がりのある家

家の中のつくりも、個室の独立性や快適性に重きを置きすぎると、閉鎖的な家になりがちです。通風や採光が不十分なだけでなく、家族のふれあいも制限されます。つながりを大事にし、平面的にも空間的にも広がりのあるつくりとします。

 

リフォームで広がりの間取りに


南道路に面する敷地なら中央玄関で左右に部屋、東・西・北道路なら廊下の南に部屋が並び北に水回りといった具合に、多くの住宅はこの道路付けによる定型間取りでつくられてきました。このつくりは通風がよくない、暮らしの動線が切れ切れ、使われない部屋をつくってしまうなどの問題がありました。

生活を分断しない、風通しのよい住まいにするには、家族の集まる居間や食堂を中心に、そこから各部分へつながるつくりがよいことが見えてきます。リフォームプランを練る際に、こういった視点で今の間取りを見直してみてください。構造や耐震性に配慮しながら、工夫を働かせて、広がりの間取りにつくり替えることが可能です。

その際に、参考にしていただきたい約束事を下記にまとめましたので、自分たち家族の生活にも照らし合わせてみてください。

 

【間取りを考えるうえでの約束事】

玄関は家族空間に直結する

・玄関は家族空間への入り口ととらえ、廊下の起点としない。

・来客を家族空間に迎え入れることができるよう配慮する。

 

家族空間は一体につくる

・リビング、ダイニング、茶の間、座敷、書斎など、家族空間となる部分は多い

・広がりのある空間を心がけ、一体感のあるつくりとする。

・家族がふれあいをもちつつ生活する、家の中心となる空間。

 

階段は1・2階の生活空間を結ぶ位置

・階段は玄関と2階をつなぐのではなくて、1階と2階の生活空間をつなぐ装置と考える

 

吹き抜けは生活空間内にとる

・1・2階の生活空間を立体的に連続させることを心がける。

・吹き抜けを玄関に設ける例は多いが、見た目の広がりだけで、寒さが2階まで吹き込むなどマイナス要素にもなるので注意。

 

子ども部屋は可変空間とする

・家具や簡単なしつらえを動かすことで、子どもの成長に対処できるよう、可変性の高いつくりを心がける。

・子どもの生活は子ども部屋に限定せず、家中に展開するものとし、遊び場、作業場になる共用スペースもあるといい。

 

お年寄りの場は家族空間に近く

・日当たり、風通し、落ち着きを考慮しながらも、お年寄りが孤立するような間取りは避ける。

・ワンクッションおいて家族空間につなげるよう配慮する。

 

プライバシーは夫婦寝室のみ

・プライバシーを必要とするのはこの部屋のみ

 

引き戸を多用する

・生活空間に広がりを求めるなら、引き戸で部屋を区画していく。

・完全な連続性を求める場合は、壁の中に引き込む方法もある。

・引き戸は和風洋風に関係なく取り入れることが可能である。

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いかがでしたでしょうか。

これからの住まいづくりの4つの方向性「長持ちする家」「自然と共棲する家」「社会・地域とつながりのある家」「広がりのある家」を目指し、快適で便利な暮らしやすい家を実現しましょう。間取りを考えたときの約束事も、是非参考にしてくださいね。

 

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