【色の組み合わせ】の基本パターンを解説します|神奈川県相模原市のリフォーム会社|クライムカンパニー

こんにちは。

「こだわりをかたちに。」をモットーに、神奈川県相模原市で「キッチン」「お風呂」「トイレ」「洗面」など、水まわり全般のリフォームを特に得意としているリフォーム会社「クライムカンパニー」広報担当です。

本日の住まいお役立ちBLOGは、１/２８のBLOG「カラーコーディネートを楽しむ方法」に続いて「色の組み合わせの基本パターン」をご紹介していきます。色の組み合わせは、濃淡のつけ方やグラデーションでメリハリのきいたイメージになります。色数が多くてもキレイにまとまる配色は要注目！早速みていきましょう。

同色系

ほかの色味が加わらずまとめやすい組み合わせ

同色系のコーディネートは、同じ色相の明度や彩度の違う色を組み合わせる方法。同色系の組み合わせは、ほかの色味が入らないのでまとめやすく、正統派のイメージがあります。逆に言えば個性が発揮できなかったり、無難すぎたりという面もあります。その場合は、アクセントカラーに反対色や類似色を少量加えると変化がつきます。

濃淡のつけ方でもイメージが変わる

誰にでも好まれ調和がとりやすいため、インテリアは茶系のグラデーションでまとめることがよくあります。同じ茶系でもアイボリーとベージュなど、明度が高くて濃淡の差が少ない色でまとめると、やさしくおだやかなイメージに。一方、アイボリーと濃い茶色など濃淡の差が大きい配色にすると、メリハリのきいたイメージになります。同色系でも濃淡のつけ方によって雰囲気が変わることも覚えておきましょう。

濃淡の差をつけた茶系のグラデーション

同じ茶系の配色でも、濃淡の差を大きくするとコントラストがはっきりして、緊張感のあるインテリアになります。アイボリーの壁紙に、ウォールナットのようなダークカラーの家具を組み合わせると、家具の存在感やシルエットが強調されます。

濃淡の差が少ない茶系のグラデーション

明度が高くて濃淡の差が少ない同系色の配色は、目にやさしく、おだやかなイメージです。アイボリーの壁に淡いベージュのカーテン、メイプル材の家具の組み合わせがその一例。ファブリックなどの質感に工夫し、ガラスや金属などの異素材をスパイスにすると、平坦な印象になりません。

類似色

同じような色味なので、安心できる統一感が

類似色のコーディネートは、似た色相の色を組み合わせる方法です。類似色とは、色相環で隣の隣くらいまでの色をいいます。

※色相環

黄色系とオレンジ（だいだい）色系、青系と紫系など、色味の差は少し感じられる程度です。色の性格が似ているため、色同士がけんかすることがありません。失敗の少ない配色ですが、色の分量に注意が必要です。たとえば２色を同じくらいの面積にすると、どちらが主役かわからず、あいまいな印象にも。テーマにしたい色を多めに、もう一方を少なめに、とバランスを考えましょう。

反対色

互いの色を引き立てて、個性的なインテリアに

色相環で向かい合っている色が反対色（補色）。黄色の反対色は青紫で、赤の反対色は青緑です。反対色同士は、色の性格も対照的です。お互いが相手を引き立てる配色ですが、２色とも鮮やかだと刺激的になりすぎることも。類似色と同様に、どちらかをベースにして、もう一方をアクセントとして使うのがコツ。白、グレー、黒の無彩色や淡いベージュなど、色味がほとんど感じられない色をニュートラルカラーといいます。個性の強い反対色を複数使うときは、ニュートラルカラーをベースにするとまとめやすくなりますよ。

同一トーン

色数が多くてもすんなりまとめる配色

トーンとは、色のもつ調子のことです。純色の派手なトーンは生き生きして元気ハツラツ、淡いトーンはやさしくてフェミニン、暗いトーンは渋くてシック。このようにトーンにはそれぞれイメージがあります。色相が違ってもトーンが同じなら、イメージも同じ。そのため、同一トーンのコーディネートは、まとめやすい配色です。色数をやや多くしても色同士がぶつかり合わず、トーンのもつイメージが強調されるという特徴があります。同色系と同じく失敗の少ない組み合わせです。